同ドラマは江波戸哲夫(えばと・てつお)氏の小説『新装版 銀行支店長』と『集団左遷』(ともに講談社、1月16日発売)を原作に50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋(福山)と、左遷された銀行員たちが協力して大逆転に挑む平成最後の“下克上エンターテインメント”となっている。
新元号へと時代をまたぐタイミングでの日曜劇場主演に、福山は「このドラマとともに、平成の終わりを駆け抜けることが決まっていますし、新元号最初の下剋上にもなります。あっという間に『平成ってあったね』という風になっていくと思うので、その変化に負けないように、新元号とともにフレッシュさに負けないようなエネルギーの作品になるようにしたい」と意気込み。“平成”という時代を振り返る際には、同局で1992年に放送されたドラマ『愛はどうだ』での緒形拳さんとの共演を振り返った。
「台本には書いてなかったのですが、(演技で)ビンタをされたり、ゴルフのパターで殴られたりしました。それはいじめでも何でもなくて、僕が何もできなかった人だったからで、緒形さんは大俳優ですが、プロデューサーやクリエイター的な目線もある、いろんなことができる方。そこで何にもできないぽっと出の奴と出た時にどうやってお芝居を成立させるかを考えて、僕の反射、反応を引き出してくれたんだと思います。俳優として2作目で緒形さんに出会ったことで、お芝居になることの面白さを知ることができました。そうしたはじまりの場所である(撮影地の)緑山スタジオに帰ってこられたというのが、僕にとってうれしく、いろんな縁を感じます」。
一方、今回初共演となった三上博史の印象を聞かれると「三上さんは今回の役柄が非常にミステリアスで、とても怖い存在なのですが、それがぴったりだと思っていました。三上さん自身もミステリアスで怖いだろうなと思って、ビビって現場に入りましたが、すごくフランクに話をしてくれました」とにっこり。当の三上は「僕は素人みたいなもので、あんまり仕事もしてないし。(福山を)テレビで拝見していて、本当にいるんだと思いました」と笑わせていた。
会見にはそのほか、香川照之、神木隆之介、中村アン、井之脇海、高橋和也、迫田孝也、増田修一朗、谷口翔太、橋本真実、市村正親、酒向芳、八木亜希子、尾美としのりも出席した。
https://www.oricon.co.jp/news/2132542/full/
2019-03-31 05:02:56Z
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