このツアーは今年4月にリリースされた19年ぶりのオリジナルアルバム「9999」のリリースツアーとして、4月27日の静岡・エコパアリーナ公演からスタートした。今回のさいたまスーパーアリーナ公演は2004年にTHE YELLOW MONKEYの解散が発表され、また2013年に吉井和哉(Vo, G)が菊地英昭(G)、廣瀬洋一(B)、菊地英二(Dr)に再集結を呼びかけるメールを送った7月7日という日と重なり、バンドにとって重要な日を飾るライブとなった。
事前にアナウンスされている通り4パターンのセットリストで展開されている「GRATEFUL SPOONFUL」。6日と7日の公演はセットリストだけでなくオープニングやエンディングなどの演出、メンバー4人の衣装も異なり、集まったファンを驚かせた。この2公演では「天道虫」「I don't know」といった「9999」収録曲はもちろん、「楽園」「バラ色の日々」など再集結前の楽曲も披露され、重厚な演奏で会場を圧倒した。
6日のMCで吉井は、7月7日に重なった今回の公演について「2日間で“再集結スペシャルナイト”にしたいなと。また第2の新たな歴史を築いていきたいと思います」と意気込みを明かす。アンコールではメンバー同士で笑顔を交わしながら熱唱したあと「みんなに味わわせてあげたいですよ、この感じ。このバンドで、イエローモンキーで歌わせてもらうの最高なんですよ」と話していた。
翌7日のMCでは、再集結後初のアルバムリリースツアーとなった今回の公演について、吉井が「アルバムを出して、イエローモンキーが一回り変わったように感じませんかね」と観客に語りかける。そして「昔と違うところも変わらないところもあるけれど、今の日本にちゃんと存在していいバンドなんじゃないかと思います。1回解散してしまって申し訳なかったけれど、もう解散しませんので! 引き続きよろしくお願いします」とさらなる活躍を誓った。また7日公演の終演後にはステージ上のLEDビジョンに「30」という数字と、秒単位のカウントダウンが表示され、観客に新たな驚きをもたらしていた。
https://natalie.mu/music/news/338768
2019-07-08 14:33:00Z
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