吉本興業の一連の騒動について、極楽とんぼ加藤浩次(50)が意見を発信している日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)の視聴率が3日連続で2ケタと急上昇している。24日の放送では、瞬間最高視聴率が17・0%に達した。

22日放送の1部(午前8時~同9時30分)は10・4%、2部(同9時30分~同10時25分)は7・5%。瞬間最高は午前9時23分と9時26分の11・7%だった。この日は加藤が、宮迫博之(49)田村亮(47)の20日の会見を受けて「(吉本興業の)経営陣が変わらないなら俺は辞める」と進退について宣言して、一気に話題になった。

23日放送は1部が12・0%、2部が7・5%。瞬間最高は8時38分など3カ所で13・7%だった。加藤は所属する吉本興業・岡本昭彦社長(52)がおこなった22日の5時間半に及んだ記者会見について「何であんなグダグダなんだろう」と批判。「こういう『笑い』もあるんだ。勉強になった。ビックリした。会見で『後で聞いておきます』『ちょっと考えます』なんてあるんだ」と皮肉を込めた。

24日放送は、1部10・8%、2部7・3%。瞬間最高は番組開始直後の8時2分に17・0%を記録した。加藤が番組冒頭から吉本興業の話題に言及するパターンに、視聴者の注目度も高まっているようだ。この日は加藤が、23日に大崎洋会長との間で行われた会談について「平行線でずーっと3時間。結果として大崎会長が持ち帰らせてくれとなって、今も平行線のままです」と報告。現体制なら辞めると話してきた気持ちについても「意志は固い」と表明した。

スッキリの前4週平均は6・6%。最大のライバルは、昨年度平均視聴率が9・3%で、同時間帯で3年度連続民放首位のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)だ。その「羽鳥~」も24日放送は平均8・5%で、スッキリが逆転している。

加藤は06年からスッキリのレギュラーMCを務めている。今回の視聴率上昇について、ある関係者は「少しマンネリ気味だったところに、いい刺激になった」と話す。瞬間最高視聴率が17%に達したことには、日テレの社内でも驚きの声が聞かれた。

一方で、「番組がタレントの意志の発信に利用されすぎるのもどうなのか」との意見もある。25日は事態に大幅な進展がなかったためか、加藤のこの問題についての発言はなかった。今後、加藤依存ではない「スッキリ」とした好調が続くのか、注目される。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)