2019年9月にスタートする「仮面ライダー」シリーズ『仮面ライダーゼロワン』の制作発表会見が17日、行われた。本作では、女性の仮面ライダーとして、「仮面ライダーバルキリー」が登場。作品の最初から女性ライダーが登場するのは、これが初となる。
仮面ライダーバルキリーに変身するのは、対人工知能特務機関「A.I.M.S.(エイムズ)」に所属する刃 唯阿(やいば・ゆあ、演:井桁弘恵/いげた・ひろえ)。不破諫(ふわ・いさむ、演:岡田龍太郎/おかだ・りゅうたろう)/仮面ライダーバルカンと唯阿が仮面ライダーへと変身する「A.I.M.S.ショットライザー」の開発にかかわっており、「A.I.M.S.」では技術的な指導やメンテナンスを行っている。理系の頭脳をもちながら、戦闘能力に優れ、都市の治安のためテロリスト戦う勇敢な女戦士。ヒューマギアに対して憎悪をむき出しに戦う諫を抑えようと対立する。
唯阿を演じる井桁は、福岡県出身の22歳。JR九州「2019 熊本キャンペーン」などの広告や、8/16公開映画『イソップの思うツボ』などの映画に出演。会見では、「歴史ある作品に出演できて夢みたいです。変身すると聞いて、『私が変身するんですか!?』と思わず聞き返してしまいました」と、撮影中のエピソードを明かした。
『仮面ライダーゼロワン』の舞台は、新しい時代を迎えた日本。そこでは、人工知能のリーディングカンパニー「飛電インテリジェンス」が開発する人型AIロボ「ヒューマギア」の本格的な実用運転が始まっていた。ヒューマギアは人間と見分けがつかないほど精巧に作られ、さまざまな職場に溶け込んでいた。
一方で、この状況を良しとしないテロリスト「滅亡迅雷.net」は、ヒューマギアをハッキングして暴走させ、人類の滅亡をたくらむ。政府もいち早く彼らの行動を察知し、内閣官房長官直属の対人工知能特務機関「A.I.M.S.(エイムズ)」を設立。暴走するAIロボの鎮圧と治安維持を目指す。
そんな中、笑いのセンスがないにもかかわらずお笑い芸人を目指す飛電或人は、AIによってお笑いの活動場所を奪われてしまう。ショックに打ちのめされる或人だが、「飛電インテリジェンス」の創立者で社長の祖父が死去。彼の遺した遺言によって二代目社長に指名される。
巨大企業の社長などに興味がない或人だが、目の前で「滅亡迅雷.net」のハッキングによりヒューマギアが暴走。「飛電インテリジェンス」の社長のみが手にできる「ゼロワン」ドライバーを受け取り、仮面ライダーゼロワンへと変身を遂げる。
「飛電インテリジェンス」の新社長に就任し、AIを巡るバトルへと身を投じていくことになった或人。彼は「滅亡迅雷.net」だけでなく、AIを敵視する「A.I.M.S.」、AI開発競争や利権をめぐる人間たちの思惑とも戦うことになっていく。
(C)2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
https://news.mynavi.jp/article/20190717-861012/
2019-07-17 05:51:51Z
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