新潟を拠点に活動するアイドルグループ・NGT48のチームGが21日、NGT48劇場で『逆上がり』千秋楽公演を迎え、暴行被害を受けた山口真帆(23)が101日ぶりに公演に出演。アンコールで歌い終わると、グループからの卒業を発表した。
公演の最後のあいさつで卒業を発表した山口は、用意してきた手紙を読み上げ、涙を浮かべながら「今の私にNGT48のためにできることは、卒業しかありません」と無念の思いを伝えた。
事件を振り返りながら「今回のことで、NGT48にならなきゃよかったんじゃないかと思うこともありました。だけどこうやってみんなでステージに立って、みんなで公演をして、ファンの方に声援を頂いて、皆さんと出会えたことが幸せです。NGT48になってよかったと思います」と涙をこらえて、メンバーとファンに感謝した山口。最後にメンバーへ「これからの人生を真っ直ぐに生きて、みんなには笑顔で笑ってほしいと思います」と語りかけた。
5月5日・6日のパシフィコ横浜が最後の握手会。最終活動は5月18日の劇場公演。ともに卒業を発表した長谷川玲奈と菅原りこも、この日をもって卒業する。
冒頭の自己紹介で「まほほんこと山口真帆です」とあいさつすると、ファンからは大声援。事件について触れ「このたびはご心配をおかけして申し訳ありません」と頭を下げ、「チームGの一員になれて本当に良かったと思う毎日で、チームGになってからアイドル生活が楽しかったです。そんなチームGのメンバーと迎えられる最後の公演となりますが、千秋楽を思いっきりたのしんで、忘れられない公演にしたいと思います!」と意気込んでいた。
山口は先月21日の第三者委員会による調査結果の報告について、ツイッターでリアルタイムに不満を吐露。「なんで事件が起きてからも会社の方に傷つけられないといけないんでしょうか」と訴えた。また、前日に有料会員向けメールで、「明日が来て欲しくない」と心境を伝えたと報じられていた。
NGT48を巡っては、山口が昨年12月、自宅に押しかけた男性2人から暴行を受けたことやメンバーの関与、運営側の不対応を1月8日夜~9日早朝にかけて動画配信やSNSで告白。1月10日に新潟市内のNGT48劇場で行われた3周年記念公演では、被害者の山口が騒動を謝罪して波紋を広げた。
その後、NGT48を運営するAKSは第三者委員会を設置して調査を行ったが、その報告会中に山口本人がツイッターで否定するなど、騒動に収束の見通しが立っていないなか、今月11日、「NGT48は現在のチーム制度を取りやめ、新たに、NGT48 1期生と研究生として再スタートを切ることに致しました」ととチーム解散を報告。メンバーの山口が昨年12月に暴行被害を受けたことが今年1月になって発覚後、研究生公演やソロ公演は行っていたが、チーム公演は行っていなかった。4月前半の劇場スケジュールはすべて「休館日」となっていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000350-oric-ent
2019-04-21 11:15:00Z
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