この日のテーマは、未来の日本人ノーベル賞候補で、まずは、ノーベル物理学賞が期待される人物のプロフィールを紹介。プロフィールにはなぜか“スクラム”や“トライ”など、ラグビーに関係するワードが散りばめられている。そのことを柴田が指摘すると、ラグビーにハマっているディレクターの趣味が出てしまったとメーンキャスターのアリタ哲平(有田哲平)が説明。アリタは、ディレクターたちが所々に自分の趣味を盛り込んでいるので視聴者に違和感を持たせないよう、柴田のツッコミで笑いに変えてほしいと頼んだ。
「無理だよ〜!」と言いながらも、柴田はアリタのリクエストに応えてノーベル賞候補のプロフィールからツッコミどころを見つけ出す。そこからいつの間にか、ディレクター陣の趣味を当てるクイズにエスカレート。柴田は、クイズの解答者と化していく。さらに、同じくゲストで出演していた新木優子も参戦するものの、珍解答が飛び出す。ディレクター陣が腕によりをかけた難易度の高い問題の数々に、柴田は大苦戦した。
その後、エンディングパートへと突入。これまで、ゲストタレントが「アンタッチャブルが好き」と言うも、フォーリンラブ・バービー、コウメ太夫といったメンバーが番組終盤に”相方”として登場していたが、この日はまず小手伸也が登場。2人で漫才を披露するも、小手が「ちょっとネタが飛んじゃって」とド忘れ。その後、本物の相方が登場した。
まさかの本物登場に、柴田は「バカだめだって、お前。違うってマジで。いやいや、エアフリスクしているし。ちょっと待って本当に。おいおいおい、ちょっと待てよ」と大興奮。「ちょっと、この番組でやるの?」と戸惑いながらも、相方を前にしてジャケットを脱ぎ捨てた柴田はセンターマイクに2人で並んだ。
漫才の冒頭で、山崎が「加藤さん」とファンキー加藤の名前を出して軽くイジりながらスタート。ファーストフードネタを始めると、10年ぶりとは思えないテンポ感の良さを見せ、10年ぶりとは思えない、息のあったかけあいを披露。お互いの感触を確かめ合うかのように静かに始まるも、徐々にヒートアップしていった。
柴田は、次々とボケ倒していく山崎に対して「お前、アドリブが過ぎるな、本当に!」と必死にツッコミながらもうれしそうな笑顔。”全力”で漫才をやり終えると、柴田は「今後はどうなるんですか?人力舎ー!」と絶叫。山崎は「ネタ番組として最高の…」とのらりくらりと語ると、柴田が「いやいや、これはクイズ番組だから」とツッコミを入れるなど、和気あいあいな雰囲気で10年ぶりの共演を終えた。
まさかの漫才復活劇に、ネット上でも歓喜の声が続々。「まさかの2人の漫才。泣きそう」「やっとコンビに戻れたな」などに混ざり、10年ぶりの共演とあって、「リアルタイムでアンタッチャブルの漫才を初めて見た!」という声も。さまぁ〜ずの三村マサカズは、自身のツイッターを更新し「やったな!アンタッチャブル!」とつぶやいた。
同コンビは、1994年に結成。山崎が繰り出すボケと柴田の切れ味鋭いツッコミで人気を集め、2004年には『爆笑オンエアバトル』と『M-1グランプリ』で優勝。バラエティー番組などへの出演も増えていたが、10年から約1年間、柴田が休養に入る。柴田の復帰後は、それぞれピンで活動を行っているが、たびたびコンビ復活待望論が上がっていた。
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2019-11-29 14:29:53Z
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