俳優の渡辺謙(59)が27日、東京・新宿歌舞伎町のゴジラロードで映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(31日公開、マイケル・ドハティ監督)のゴジラカーペットイベントでゴジラの放射熱線をイメージしたブルーカーペットを練り歩いた。

カーペットはゴジラの身長と同じ119・8メートルでファンのサインに応じた。

この日はトランプ米大統領が来日中で、交通渋滞のためにイベント開始が約40分遅れるハプニングが発生。取材陣からトランプ大統領にも見てほしいかと質問を受けると、「観ないんじゃないかな。自分がキングだしね」と皮肉を込めた。トランプ氏の警備・警戒のため、さまざまな規制で都内が混乱していることから「3日前にロスから帰って来たのだけど、(トランプ大統領が来日した)一昨日じゃなくて良かった」と続けた。

同作は、14年公開のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」以来、5年ぶりの新作。ゴジラとモスラ、ラドン、キングギドラらがバトルを繰り広げる。

渡辺は物語の鍵を握る科学者・芹沢猪四郎役で出演している。作品について、「オールドファンやまだ観たことのない若い世代にも絶対に楽しめる作品。とにかく面白いです。過去の作品に負けないくらいのすばらしい作品になってます」とPRした。

この日は他に、芦田愛菜(14)木村佳乃(43)ザック・シールズ氏(37)マイケル・ドハティ監督(44)も出席した。